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英会話教材サイト : 英語学習マルチ情報館 > リーディング
リーディング
意外と気付いていないことがあるんです
英語に関して「読むことはできるんだけど・・・」という声を聞くことがあります。これって正しい認識なのでしょうか?
普段から英語指導をしていると誤った認識であることをはっきりと感じます。
日本の英語教育では大学入試の影響もあり、文法については学校で割ときっちり教えているように思われがちですが、学校の文法も英語の文法のホンの一部でしかありません。
例えば、次の2つの文の違いがわかりますか?
イ He seems to have been ill.
ロ It seems that he was ill.
学校ではほぼ同じ意味として書き換え問題によく出ます。でもこれって言葉を発する背景が全く異なります。
次の違いはどうですか?
ハ I hope you will caryy this bag.
ニ I hoped you would caryy this bag.
どちらも今のこととして目の前で相手に言える表現ですが、伝わるものはやはり異なります。
ホンの一例に過ぎませんが、こうしたことの1つ1つを感覚として捉えられるようになって初めて英文を読んだ時の深みを味わうことができるようになるんです。
学校英語の先にある英文法、これをきっちりとものにすること。これがリーディング力を伸ばすポイントの1つです。
オススメ書籍のところでも大西泰斗先生の書籍には触れていますが、この英文法を身に付けるのにオススメなのは次の本です。
ハートで感じる英文法―NHK3か月トピック英会話 (会話編)
洋書では
Practical English Usage
などが、英語の細やかなニュアンスをつかむのに良いと思います。
上記のような本を使ってまずは英文法の土台を作りましょう。
さて、タイトル部分にも書いた「意外と気付いていないこと」というのはですね・・・・・・・
単に長い文章を見慣れていない
ただ、これだけ。
いやふざけてなんかいません。ホントに。マジで。
単に触れる量が少ないからいつまでも慣れない。このことには案外多くの方が気付いていません。
となれば次に進むには多読、ということになります。
その段階では自分がこれから読もうとするものの選択に注意を払いましょう。注意点は次の2点です。
1 自分の得意分野から選ぶ。
2 優しいものから始める。
1についてですが、得意分野から始めるのはとっても大切です。例えば次の一文についてどれくらいわかりますか?
「青茶の製造過程はまず日光萎凋し、涼青そして做青の順に組み合わせて水分を蒸発させ茶葉をしおれさせます。その後「揺青」という行程を経て、殺青機にかけて発酵を止め、手や揉捻機でもみ、最後に焙籠で乾燥仕上げします。」
私は中国茶や台湾茶が好きでよく飲むのでしっかりとわかるのですが、そもそも全く興味の無い人には「そもそも青茶って?」ですよね。
日本語で読むのにも苦労するものは英語ではもっと苦労します。すると苦痛以外の何者でもなく、せっかく買った本は棚の飾りへと変貌するのみです。
自分の得意分野で、優しく書かれているものから選びましょう。
「優しく」の判断基準ですが、経験上、1ページにわからない単語が5から10個くらいのものが良いと思います。